なにかを始めるときに、強い決意をしたつもりなのに、三日坊主になってしまう…。なぜそうなってしまうのでしょうか?
やりたかったはずなのに継続できない…3つの理由
「やりたいことができない」とか「やり始めたけど続かない」そういう悩みってありますよね?
例えば…
「ダイエットしたいけどできない」
「ダイエットはじめたけど続かなかった」
「運動したいけどできない」
「運動始めたけど三日坊主で終わった」
こういった感じですね。
このように「行動したいけどできない」「うまくいかずにやめてしまった」という経験はみなさんおもちなんじゃないでしょうか?
こういう悩みはコーチングでもよく取り上げられるのですが、私はこのパターンの相談を受けるときに「行動できない(続かない)3つの理由」というお話をします。
(1) そもそもの目的があいまいだから
まず1つ目は「目的があいまい」だということ。
やりたいと思っていることがはっきりしていない人が結構多いのです。ちなみに「あいまい」というのは決して「悩んでいない」ということではありません。そのことに対してのリサーチが不十分だと思ってください。
例えばダイエットをしたいと思うのであれば、ダイエットとはどういうもので、どういった方法があって、どういう効果があるのかというのを細かく調べられているかどうかということになります。当然詳しい情報を持っている人の方が、打つ手が増えるので行動しやすくなります。
(2) しっかり準備できていないから
2つ目は「準備不足」ということ。これは3つポイントがあります。
「計画がはっきりしていない」
これから自分がやろうとしていることに対して、プランをつくりこんでいないため、行動する順序がわからないパターンです。
「経験不足」
経験が少ないことはうまくいかなことの方が多いです。とくに初体験のことは経験値がないので、失敗する可能性がすごく高い。経験不足でうまくいかないことは練習をするかトライ&エラーを続ける必要があります。「この辺」を想定の範囲内にしておくことがうまくいく秘訣です。
「分析不足」
行動し始めるとうまくいかないことが起こります。または思っていたほどの結果が得られない場合もあります。それがきっかけとなりモチベーションが下がってしまうので、そのままやめてしまうということになります。これを防ぐために「なぜうまくいかなかったのか」についてちゃんと分析をする必要があります。理由がわかれば対策は打てますから。
(3) やり続けられるほどの意欲ではないから
最後3つ目なのですが、「本当にやりたいことかどうか」ということです。
「なんとなくやりたい」とか「これなら簡単にやれそう」などの理由で始めてしまうと、準備段階でめんどくさくなってやめてしまったり、がんばってやり始めても「なんだか違うなあ」と思うようになってやめてしまうということが起こります。
「簡単」とか「ラク」といったキーワードに乗せられて、うまくいかなかったことがたくさんあります。
結果を出すにはやり続ける必要があります。途中でしんどいことやうまくいかないことがあっても、頑張って工夫して乗り越えないとゴールにはたどり着けません。でも「どうしてもこれはやらないといけない」と思えることや「絶対にこのゴールの景色が見たい!」そう確信できることはうまく行く可能性が高いです。実際結果を出している人や、行動力のある人は「やる理由」がはっきりしていますし、うまくいかないときに工夫して乗り越えるというのをやり続けています。
以上3つの理由をお話してきましたが、もちろんこれがすべてではありません。
「最初はあまり乗り気じゃなかったけどだんだん楽しくなってきた」ということもあったりしますから、まずはしばらくやってみることが大事です。やる前にやめてしまうのはもったいないかも知れませんね。