「チューブとダンベルって何が違うの?」
「チューブでも、ちゃんと筋肉を鍛えられるの?」
「筋トレを始めるなら、どちらを使えばいい?」
これからトレーニングを始めようとしている方の中には、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
チューブもダンベルも、筋肉に負荷をかけてトレーニングするための道具です。
しかし、大きく違うのが**「負荷を生み出す仕組み」**です。
簡単にいうと、
ダンベルは「重力」を利用する。
チューブは「伸ばしたチューブが元に戻ろうとする力」を利用する。
この違いによって、身体に負荷がかかる方向や、動作中の抵抗の変化にも違いが生まれます。
この記事では、チューブトレーニング専門のRe:TubeGYMが、チューブとダンベルの違いを運動初心者にも分かりやすく解説します。
チューブとダンベルの大きな違いは「負荷の仕組み」
まず知っておきたいのが、チューブとダンベルでは抵抗が生まれる仕組みそのものが異なるということです。
ダンベルは「重力」を利用する
ダンベルは、重りに働く重力を利用して筋肉へ負荷をかけます。
例えば5kgのダンベルであれば、ダンベルそのものの質量は動作中も5kgのままです。
ただし、
「5kgだから、動作中ずっと筋肉に同じ負荷がかかる」わけではありません。
関節の角度やダンベルと関節との位置関係によって、筋肉・関節にかかるトルクは変化します。
そのため、同じ5kgのダンベルでも、
「ここは軽く感じる」
「この角度が一番キツい」
と感じることがあります。
チューブは「弾性抵抗」を利用する
一方、チューブトレーニングでは、チューブを伸ばしたときに生まれる弾性抵抗を利用します。
チューブを引っ張ると、元の長さに戻ろうとします。
そして一般的なトレーニングチューブでは、
伸ばすほど張力が大きくなっていく
という特徴があります。
つまり、
伸ばし始め
↓
さらに伸ばす
↓
抵抗が大きくなる
というように、動作に合わせて抵抗が変化します。
このような負荷の特徴が、チューブトレーニングの大きな特徴です。
チューブとダンベルの違いを比較
大まかな違いを整理すると、次のようになります。
| 比較 | チューブ | ダンベル |
|---|---|---|
| 負荷の原理 | 弾性抵抗 | 重力 |
| 抵抗 | 伸長量によって変化 | 重り自体の質量は一定 |
| 負荷の方向 | 固定位置によって変えやすい | 重力方向の影響を受ける |
| 負荷調整 | チューブ・長さ・本数など | 重量を変更 |
| 持ち運び | しやすい | 重量による |
| 初心者 | 負荷設定次第で取り入れやすい | 重量設定次第で取り入れやすい |
| 高重量トレーニング | 種類・設備による | 得意 |
どちらが優れているということではありません。
それぞれ負荷の特徴が違うため、目的に合わせて使い分けることが重要です。
違い① チューブは伸ばすほど抵抗が大きくなる
チューブトレーニングの代表的な特徴です。
チューブは伸ばすことで張力が発生します。
さらに伸ばしていくと、一般的には抵抗も大きくなります。
例えば胸の前からチューブを押し出す種目なら、
動作開始時は比較的弱い
→ 押し出してチューブが伸びる
→ 抵抗が強くなる
という変化を作ることができます。
チューブの種類や初期の張り具合によって負荷特性は変わりますが、こうした動作中に抵抗が変化する性質がチューブの特徴です。
違い② ダンベルは重さが一定でも、筋肉への負荷は一定ではない
ここは非常に誤解されやすいポイントです。
「チューブは負荷が変わる」
のであれば、
「ダンベルはずっと一定の負荷」
と思われるかもしれません。
しかし、正確には違います。
ダンベル自体の質量は一定ですが、筋肉や関節にかかる負荷は、関節角度や重力に対する位置関係によって変化します。
例えばダンベルを持って腕を上げる動作でも、腕の角度によって「重く感じる場所」と「軽く感じる場所」があります。
そのため、
チューブ=変わる負荷
ダンベル=変わらない負荷
と単純に考えるのではなく、
負荷が変化する仕組みが違う
と考えると分かりやすいでしょう。
違い③ チューブは負荷の「方向」を変えやすい
チューブの大きな特徴のひとつが、抵抗を加える方向の自由度です。
チューブを固定する位置を変えることで、
- 前から後ろ
- 後ろから前
- 上から下
- 下から上
- 横方向
- 斜め方向
など、さまざまな方向から抵抗を加えることができます。
一方、ダンベルは重力を利用するため、基本となる力の方向は地面に向かいます。
チューブは固定位置を工夫することで、身体の動きや鍛えたい部位に合わせて抵抗方向を設定しやすいという特徴があります。
違い④ 負荷の調整方法が違う
ダンベルの場合は、
5kg → 7kg → 10kg
というように、重量そのものを変更することで負荷を調整します。
チューブの場合は、
- チューブの強度
- チューブの長さ
- 最初からどの程度張っておくか
- 使用する本数
- 固定する位置
などによって負荷を変えることができます。
そのため、チューブは細かく負荷を設定しやすい反面、ダンベルのように「今日は10kg」と重量だけで負荷を把握しにくい場合もあります。
違い⑤ チューブはさまざまな動きに対応しやすい
筋トレというと、
「重いものを持ち上げる」
イメージが強いかもしれません。
しかし、私たちの日常生活では身体をさまざまな方向へ動かしています。
押す、引く、ひねる、しゃがむ、立つ、腕を上げる。
チューブは固定位置を変えることで、このような多方向の動作に抵抗を加えることができます。
そのため、一般的な筋力トレーニングだけでなく、身体を動かすためのトレーニングにも応用しやすいのが特徴です。
チューブとダンベル、筋肉をつけるならどちら?
ここで、
「結局、筋肉をつけるならどちらがいいの?」
と思う方もいるでしょう。
筋肉を発達させるうえで重要なのは、道具だけではありません。
適切な負荷をかけ、
- トレーニング量
- 強度
- 頻度
- フォーム
- 回復
- 栄養
などを適切に設定することが重要です。
チューブでも筋肉に十分な抵抗を与えることは可能です。
一方で、非常に大きな負荷を段階的・定量的に扱いたい場合には、バーベルやダンベルなどのウエイトトレーニングが適している場面もあります。
つまり、
「筋肉をつけるなら必ずチューブ」
「ダンベルの方が絶対に効果が高い」
という単純な話ではありません。
目的に合った方法を選ぶことが大切です。
運動初心者にはどちらがおすすめ?
どちらも適切に使用すれば、運動初心者のトレーニングに利用できます。
そのうえでチューブには、
- 軽い抵抗から始めやすい
- 強度を変更できる
- 多方向へ抵抗をかけられる
- 全身のさまざまな種目に使える
- 重い器具を持ち運ぶ必要がない
といった特徴があります。
「いきなり重いダンベルを持つのは不安」
「筋トレをしたことがない」
「まずは無理なく身体を動かしたい」
という方にとって、チューブトレーニングは取り入れやすい選択肢のひとつです。
チューブトレーニングにも注意点がある
チューブは手軽だからこそ、
「適当に引っ張ればいい」
と思われがちです。
しかし、正しい使い方をしなければ狙った筋肉へ適切に負荷をかけられないこともあります。
特に重要なのが、
チューブの固定位置と身体の位置です。
固定位置が少し変わるだけでも抵抗の方向が変わります。
また、
- チューブの強度
- 初期張力
- 可動域
- 姿勢
- 動作速度
- フォーム
によってもトレーニングの刺激は変わります。
チューブはシンプルな道具ですが、その特性を理解して使うことが大切です。
Re:TubeGYMではチューブの特性を活かして身体を鍛える
北九州・小倉のRe:TubeGYMでは、チューブトレーニングを中心としたパーソナルトレーニングを行っています。
私たちが大切にしているのは、
ただ重い負荷をかけることではありません。
一人ひとりの身体の状態や運動経験に合わせながら、チューブの強度・方向・種目などを設定します。
Re:TubeGYMのコンセプトは、
「カラダは、3つの“整える”で変わる。」
その中でチューブトレーニングは、
Re:Body ― 鍛えて整える
という役割を担っています。
ただ筋肉を大きくすることだけを目的にするのではなく、
鍛える → 整う → 動ける → 引き締まる
という身体づくりを目指しています。
まとめ|チューブとダンベルは「負荷の仕組み」が違う
チューブとダンベルは、どちらも筋肉を鍛えるために使えるトレーニング器具です。
大きな違いは、
ダンベルは重力を利用する。
チューブは弾性抵抗を利用する。
という点です。
チューブは伸長量によって張力が変化し、固定位置によって抵抗方向を変えやすいという特徴があります。
一方、ダンベルは重量を明確に設定しやすく、高重量まで段階的に負荷を上げやすいという特徴があります。
大切なのは、
「どちらが上か」ではなく、「自分の目的にどちらが合っているか」です。
「筋トレを始めたいけれど、何から始めればいいか分からない」
「重いダンベルを使うトレーニングには少し抵抗がある」
「チューブで本当に身体を鍛えられるのか体験してみたい」
そんな方は、ぜひ一度チューブトレーニングを体験してみてください。
Re:TubeGYMでは、運動初心者の方にも一人ひとりの身体に合わせてトレーニングをご提案しています。
まずは体験トレーニングで、ダンベルとは違うチューブならではの負荷を実際に体感してみてください。
